
まずは最初のシャンパーニュです。
お客様がおそろいになった所で軽い挨拶。

Diebolt ValloisNV Grnd Cru Blanc de Blancs Brut CH100% RM
ディアボロ ヴァロワ(クラマン) グランクリュ ノンヴィンテージ
ブラン・ド・ブラン ブリュットです。
合わせたお料理は前菜の盛り合わせ。
ワイン会でこのスタイルは初めてです。

気になる内容は…
手前右より、ふぐ白子醤油焼き、明太子と青じその生湯葉巻き、
甲いか青紫蘇炒め、丹波地鶏白肝蒸し、ピータンの塩麹和え
の5種盛りです。
ふぐの白子はバーナーで炙り、お醤油の香りをつけました。
パッと見 海老芋みたいですが…(笑)
明太子と青じその生湯葉巻きは、正直な話、ワインには合いません。
魚卵のたぐいはワインと相性が悪いのです。
このことはずっと自分のテーマでした。
今回は明太子にスモークをかけてみました。
魚介類によく合うと言われる「なら」のスモークです。
網の上に 明太子を包丁で切り開いて、冷燻に仕上げました。
火が通って 見た目が変わってしまっては、あまり意味をなさなくなるので気をつけました。
それをきれいに元の形に戻し、湯葉で巻いたのです。
もうひとつ、ポイントがありました。
明太子だけでスモークにかけると、口にした時に唐辛子の辛味が気になることがわかりました。ワインと合わせた時に味がひっかかりそうです。
そこで、同じメーカーの「たらこ』を半分ブレンドしました。
こうすることにより、よりワインと合わせることができる「明太子と青じその生湯葉巻き」の
完成です!
紋甲いかは 細かく切れ目を入れ、一口大に切り、あらかじめ塩をしておきました。
お出しする直前に、太白のごま油で軽く表面に火が入る程度に炒め、仕上げに刻んだ青しそを絡めました。
丹波地鶏の白肝は塩とハーブ、にんにくでマリネし、牛乳で洗い、あんきも風に蒸してみました。
思ったより固く仕上がってしまったので、卵黄のソースを肝の上にかけ、フルーツトマトといんげんを楊枝でとめ、ピンチョス風にしました。
これも正直なところ、シャンパーニュに合う感じではありません。
じつは、もう一つ考えがありました。

feat. Fernand & Laurent PILLOT Ratafia de Bourgogne NV
ラタフィア・ド・ブルゴーニュというワインです。
これは ぶどうを搾った甘い果汁にマール(粕取りブランデー)を加えて作った酒精強化ワインです。いわゆる甘口のポートワインと言ったところです。
日本酒くらいの度数(17.5度)で、主にアペリティフにいただくものです。
これを少し お出ししたいと考えていたので、合わせるために「白肝蒸し」を添えました。
最後はピータンを、最近はやりの「塩麹」で和えたものを添えました。
ピータンと塩麹は美味しいですね。好きな組み合わせです。
どのお料理も、概ね好評でした♪
今回のワイン会、良い幕開けです。

続く。