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六花
…ほんとうに最近の事だが、僕はコーヒーを飲む
人間になってしまった。
と、言っても2年以上にはなる。

今から3年ちょっと前の事だ、とあるお客さんがよく
なかじんに来てくれるようになり、その人から
よくコーヒーをすすめられた。

「そば屋の自家製粉と喫茶店の自家焙煎は同じ
位置にあるんだよ」と…。

僕は高校生の頃まではよくコーヒーを飲んでいた。

しかし、いつ頃からだろう…。

社会人になり、大人になり、歳をとるにつれ
「コーヒーを美味しいと思わなくなって行ったのだ」

特に、京都に来るちょっと前。トラックに乗って
全国を行脚し、「飛騨高山の物産展」で手打ちそばを
食べさせて回っている頃は、運転中に眠ってしまい
そうになるのでガムとタバコと缶コーヒーを繰り返す
と言う状況が続いた。

『料理人としてそれを繰り返す事は致命傷になる』

ずっとそう考えていた事もあり,
『京都に行ったら生まれ変わろう』
と,決心してこの地を踏んだ…。

まもなく、ガムもタバコも缶コーヒーもやめ、
自然食品や、無添加食品などに興味を持ちはじめ、
体に悪いものを排除する生活が始まった…。
(じつはもう少し若い頃、ザ・スミスに憧れ、
Meat is Murder=「食肉は殺人だ!」に触発されて
菜食主義を通していた事が一年ほどある)

少しはものの味が解るようになってきたのだろう。
『コーヒーは酸っぱい!』と感じるようになり、
ますますコーヒーを飲まなくなってしまった。

僕にコーヒーを勧めてくれたお客さんには
「それはコーヒー豆が酸化してしまっているから
美味しくなかったんだよ、酸っぱく感じるんだよ」
と、教えていただき『なるほど』と思った。

そんな折り、なかじんのごく近所に「喫茶六花」は
できた…。

僕は喫茶店になんて行く事は無かったし、誰かと
待ち合わせのために喫茶店に入っても居場所が無く、
『なんでみんなこんなところで無駄な時間を過ごして
いるんだろう?』くらいにしか感じてはいなかった。



家内と「おそる、おそる」六花をのぞいた…。

キュートな「おねえちゃん」と美人の「おかあさん」
の二人が中心となってこの店は切り盛りされている。
(「おかあさん」と言っても僕より●才上なだけという
事を付け加えておこう…)
ほかに「おとうさん」、次女、三女の家族だけで
やっている。ドメスティックな喫茶店。

コーヒーこそ自家焙煎ではないが「オオヤコーヒ」さん
という、それこそ「コーヒーフェチ」のような人が
自分で焙煎したものを週に二回運んでくる。

「おとうさん」もよく店を手伝っている。
しかし、「おとうさん」の本職は農家。
朝、自分の畑で採ったばかりの新鮮な野菜をもって
店にやってくる。


僕と家内はほぼ毎朝ここでモーニングを食べる。
六花で飲むコーヒーは優しく、おかしな味は一切しない。
モーニングにはコーヒー、トーストにサラダがついてくる
Bセットというのがある。
そのサラダには勿論「おとうさん」が畑で収穫してきた
野菜がふんだんに使われる。



ちょっと、サラダだけUPでパチリ!

今日はサニーレタス、水菜、トマト、プチトマト、
ラディッシュ、ゆでたほうれん草とゆで卵。

野菜が好きな僕にはタマラナイ…!
これを食べないと一日が始まらない体になってしまった。

そしていかにこのモーニングセットを食べるペースを
きれいに順番づけて美味しく食べることができるか?
という、独自の黄金率でいただく…(笑)。

本当にステキな喫茶店。
すごく居心地がよく、僕が店にいない時はここを探すと
たいてい見つかってしまう…(笑)



「新そば読本」の中で筆者の「宮下裕司」さんが
千葉の柏にある「竹やぶ」の文中で、「竹やぶ」とその
すぐ隣にある「ストリームウ゛ァレー」という優れた
喫茶店の事を「柏の奇跡と呼ぶ!」と書いておられるが、
はたして「なかじん」と「六花」は古川町商店街の奇跡
となりうる事ができるだろうか…?
| 喫茶店 | 16:47 | comments(0) | - | pookmark |
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