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祇園さ々木


今日も朝9時から働き詰めで、まだまだ仕込みは
あるのだけれど、ちょっと疲れてきて気分がノらず、
気分転換にブログをアップする事にした…。

一月の初め、さ々木さんが奥様と一緒になかじんへ
おそばを食べに来て下さった。

もう、ずっと前からさ々木さんに行きたかった僕は
今年の自分の誕生日が休日だという事を知っていて
さ々木さんに寄せていただこうと思いつき、その日
予約が取れるかどうか尋ねてみたのだが…。

な、なんと、一番早く取れる予約の日で3月22日
だったのだ!甘かった…(涙)
今までさ々木さんには何度か寄せていただいているが、
こんなに先まで予約が埋まっているとは…。

気を取り直して…。

この日なかじんは休日。
家内は朝からお茶のお稽古に…、僕はと言えば子供と
初めて二人っきりで朝から過ごした。
宇治の自宅から電車を乗り継いで映画を見に行った。
ドラえもん『のびたの恐竜2006』だ。
涙もろい僕はドラえもんを見て泣いた…。感動した。
お昼は子供の大好きなお寿司を食べた。

そして、6時過ぎに京阪四条で家内と待ち合わせ。
いよいよ久しぶりのさ々木さんだ!

お店に到着し、ご主人と挨拶を交わす。
そしてそそくさと携帯を胸ポケットに忍ばせる僕を見た
家内は「今日は写真はアカンで!」と僕に言う。
「え〜、だってブログにアップしたいやん!」と僕。
「ここでは我慢しとき!一応携帯は使用禁止やし…」と
家内が言う。
『携帯禁止は意味が違うで〜…』と心の中で叫ぶも、
シブシブと従う…。

う〜ん、でも読者はやはりきれいな料理の写真を期待
しているのではないだろうか?
お店の入り口にある提灯ではたとえ料理を食べてなくても
誰でも撮れる訳だし、あんまり意味がないのでは…(涙)

「その分、お父さんの豊かな表現力を用いて文章で読者を
納得させればええやん!」と家内。
『くそ〜、ウマい事言いやがって〜!』物議をかもす所だ!


「まずは酢の物でございます…」
出てきたのはさっと湯がいた甘草の上にさいまき海老をのせ
中に木の芽を忍ばせ、酢みそが上に鞍がけしてあり、全体の
味は加減酢でまとめてある。
少しエスニックな雰囲気の舟形の黄瀬戸と言った器に盛って
ある。器の黄、甘草の緑、車海老の赤、とてもきれいだ!
(みなさん想像できたであろうか…?)

ワインを頼もうと思ったが、この日は用意が無かったそうで
日本酒を注文、銘柄はご主人におまかせだ…。

続いてお椀。
蛤しんじょうで、中に帆立だのいろいろ入っている。
蛤のいいだしがでて、とても良い加減である。
そして椀の素晴らしい事。
ふたの裏には季節に合わせ、桜と月が描いてある。夜桜だ!
何でも特別に注文して創っていただいたそうだ…。

次はさ々木さん独特のまな板皿の盛り合わせ。
生のとり貝、馬刺、太刀魚の焼き霜、トロの握りの盛合わせ。
これをだすたびにご主人は菜箸でとり貝を叩き、その活きの
良さをお客にアピールしている。
大振りで肉厚のとり貝、活けのものでこれだけ大きいのは
ちょっと見た事が無いかも…。
太刀魚の焼き霜も美味しかった!どんどん酒がすすむ…(笑)

途中で「困った…」とつぶやいてしまう僕。
「どうしはったんです?」とご主人。
「この人ね、あとどれも残り一貫ずつになってどれから
食べたらいいか悩んで困っているんですよ…」と家内。
さすがに良くわかってらっしゃる…(爆笑)

そして桜マスの木の芽焼き、アンキモの時雨煮などと続く。
桜マスの木の芽焼きは「昔ながらの(オーソドックスな)
仕事ですが…」とご主人。
そんな謙遜しなくても美味しいです。

アンキモの時雨煮はまるでフォアグラ!口の中でトロリと
溶けてゆく…。しあわせ。どれもウマい!

驚いたのはグジや干し貝柱等でとったスープ。
特注の釜で数時間炊き上げて作ったスープで、世界三大
スープに数えられる仏跳牆(ファッチューチョン)を
イメージして創られたそう…。旨味が複雑に入り組んで
何とも言えぬ滋味。いや、旨味!う〜ん、体験したことの
ない強烈な旨味。思わず「スゲェ!」と唸ってしまった。

このころは最高潮に疲弊しきっていて食べた順番などは
多少前後しているかも知れないのであしからず…。

最後のご飯は氷魚(鮎の稚魚)の炊き込みご飯。
思わず、5杯もお代わりしてしまった…(恥)。

酒は全部で四合。いつも美味しいものをいただくときは
これくらい軽く飲むのに、この日は疲れていたのかかなり
酔っぱらってしまう…。
記憶が飛んでなにか料理が抜けていると思う…(笑)

最後にご主人とワインの話で盛り上がる…。
ご主人は去年、フランスのブルゴーニュへ行かれた時に
DRCへ寄って来られたらしい。
そして「今度フランスへ行くときはご一緒しませんか?」
と、誘っていただいた…。とても嬉しかった!

もう、最高に気分良く、ホロ酔い気分で店を後にした…。

その後に友達のいるお店に一杯飲みにいく予定であったが、
千鳥足になりかけだったので帰って寝る事にした…。

一か月遅れのお誕生日のお祝い…。
本当の誕生日には「誰にもナイショのレストラン」へ行って
存分に楽しんできたのに、何でも理由をつけては美味しい
ものを食べに行く。

それくらいしか楽しみが無いからまぁイイか…。


| 和食 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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